株式会社レナウン(Renown Incorporated)は、かつて東京都江東区に本社を置いていたアパレル企業である。 なぜ異例になった?その理由を考察 上記レナウン社の民事再生の発表と合わせて、 民事再生手続き中の(株)レナウン(tsr企業コード:295833440、江東区)は、当初予定していた6月末までのスポンサー選定が間に合わなかった。6月30日、東京商工リサーチの取材に対し、レナウンの担当者が明らかにした。 レナウンは28日、希望退職者300人の募集を発表した。対象者は販売員などを除いた全グループ会社の従業員で、グループの3分の1に相当する。募集時期は6月4~11日、退職日は6月25日を予定する。 民事再生手続き中の(株)レナウン(tsr企業コード:295833440、江東区)は、当初予定していた6月末までのスポンサー選定が間に合わなかった。 子会社のレナウンエージェンシー(東京都江東区)が同日、債権者として申し立てを行い、東京地裁が手続きの開始を決めた。 今後は管財人の下でスポンサーを探す。 レナウン株式は6月16日付で上場廃止となる。 引用:jiji.com. 5月中旬に民事再生手続きに入り、スポンサー探しを続けてきたレナウンがいよいよ切羽詰まった状況にある。7月下旬に本誌が出たタイミングでは、急転直下スポンサーが決まっている可能性もある。ただ、それはレナウンの存続を意味しない。 レナウンは民事再生法を選び、新しいスポンサーを探して再出発を目指すことにしています。社員の雇用がどれくらい守られるかは分かりませんが、全員解雇ということはないと思われます。 今後は? 管財人の下で再建に向け1カ月をめどにスポンサーを探すことになる … こちらは、経営破綻のレナウン、「危機」の歴史はスポンサー選定で終止符を打てるかのページです。日刊工業新聞社のニュースをはじめとするコンテンツを、もっと新鮮に、親しみやすくお届けするサイ … 民事更生手続きに踏み切ったのである。 民事再生の原因. 法的整理(民事再生)手続きの開始決定がでた ・民事再生手続きが債権者申し立てであること ・手続きの業務執行が現経営陣ではなく、管財人主導の管理型であること. レナウンの破産は既定路線だったようである。今年5月15日に子会社による民事再生法の適用申請がされ経営再建の途上にあったが、全事業の一括した支援を得ることが難しく、ブランドや事業ごとの譲渡を … 手形決済資金8700万円の不足 レナウン社員数は? 905人. 今回は、2020/05/15に東証一部上場企業の大手アパレルの「レナウン」が、東京地方裁判所から再生手続き開始決定及び管理命令を受けた件について, 「再生業務」を主としている弊社としては今回のレナウン社から公式で出ている『民事再生手続開始決定等に関するお知らせ』を見ても, ◉レナウン民事再生に関するニュースの裏側が分かる◉「事業再生」というものがどういうものなのかが分かる, ・東証一部上場企業で”初めて”  法的整理(民事再生)手続きの開始決定がでた・民事再生手続きが債権者申し立てであること・手続きの業務執行が現経営陣ではなく、管財人主導の管理型であること, 結論から言うと、株主と会社(役員)の間で事業方針に大きな隔たりがあったためにこのような形になったものと思料しています。, 今回の民事再生は『再建型』であり、会社として、今後も事業継続意向があることが前提となります。(=レナウンは民事再生開始決定後も事業継続をしている), 再建型である会社更生と民事再生の違いで大きいのは、『期間の違い』と『再生手続き中の執行者の違い』が挙げられると考えています。 会社更生は、財産の管理処分等が裁判所から任命を受けた管財人が行い、債権者への拘束力も強く、1年程度時間もかかります。, 会社更生が厳格な手続きである一方、「民事再生」は◉債務者(会社)の現経営陣が管理処分等を行える ※ 裁判所から任命された監督委員の同意が必要◉債権者への構成力は弱い(そのため債権者の多数が同意している必要がある)◉期間は再生計画の決議まで約半年程度で済む, 「再建型手続き」は会社更生と民事再生の二つがありますが、**”東証1部上場会社の民事再生法開始決定は初”**という通り、東証1部上場のような大きい会社では「会社更生法」を申請するのが通常です。, 会社更生は過去の例でもJAL、武富士やエルピーダメモリなどの大きい会社が申請しており、レナウンにおいても会社更生法の適用でも良かったものと思われます。, これは、・事業を守るためスピード感を大事にした・株主との関係から会社更生が選択できなかった, 取引を継続したとしても、「現金」での取引が条件(キャッシュオンデリバリー:COD)となる場合が多く限られた現預金でやりくりするため仕入れや経費支払も限定され一般的に売上高も減少し、商圏毀損も一気に進みます。, そのため、遅くなればなるほど企業価値が下がっているためスポンサーがつかない(もしくは条件が悪い)ため、迅速にスポンサーに事業を譲渡できる民事再生手続きを選択した事が考えられます。, 通常は、再生計画の決議を持ってスポンサーへの譲渡が許可されるため・民事再生であれば半年・会社更生であれば1年程度, 時間がかかり、その間の運転資金や事業毀損の問題がありますが、民事再生実務において「再生計画外で事業譲渡する」という方法を多く使用します。, これは、民事再生法第42条に規定されていますが経済合理性(清算価値保障の原則)があり、スポンサーへの譲渡をする事が適当と裁判所が許可した場合は、開始決定後であれば再生計画の決議を待たずに譲渡を実行できます。, もう一つの民事再生選択の大きな理由・・・というか、これが直接の原因だと思われますが、株主との関係から会社更生が選択できなかった可能性があります。, 今回のレナウンの民事再生は「会社」が申立申請したのではなく「子会社」のレナウンエージェンシーが行った債権者申立てとなります。(申立時に持っていたレナウン宛て債権額は625百万円), 民事再生は通常、取締役会決議で可決されたのちに申立代理人(弁護士)を経由して裁判所に申請します。, 表3を見てもらうと、レナウンは取締役(監査役除く)10名のうち親会社から5名、中国の銀行出身者が1名となっています。, 中国の銀行出身の社外取締役は親会社から派遣されたと想定されますので、6/10が親会社から来ている役員となり上記申立ての議案を否決する力があります。, もう資金が詰まるのは見えているため、出来るだけ現預金が多い段階で民事再生に入りたいと思うはずです(従前説明したように申立後は今ある現預金で経営しなければならないため)。, だとすると、15日に申立てをすると18日の2,000と29日の4,000の支払いをいったん止めれるので、一番現預金が多い2,500を持って民事再生手続きに入れます。, しかし、「株主」から見た場合、法的整理になると紙切れのように株価が下がってしまいますので、出来るだけ避けたいというのが一番となります。, そのため、15日の申立てではなく、29日の4,000支払いのギリギリまで頑張って努力するのを選ぶ可能性がありえます。, 別に15日に申請しなくても29日の支払いまでは生き残れるので、25日の週で大きな売上が立つかも?という希望を持てるという事です。, そうなると、上記取締役会で否決される可能性は高いわけなのでそもそも15日に会社申請による民事再生は出来ないという事になります。, 上記の理由より、取締役会での可決が困難となった結果、子会社からの債権者申立てを考えたのではないかと思われます。, 子会社のレナウンエージェンシーの代表取締役は竹谷 裕行氏(HPより)となっており、代表権が日本人という事からも中国側の取締役が派遣されていないもしくは過半数以下であると想定されます。(孫会社まで取締役を派遣しないのは人的リソースの問題からも良くあります。), よって、レナウンの事業継続を少しでも高くするために15日にレナウン側(日本側)である子会社によって債権者申立てを行ったというのが考えうる真相です。, また、現経営陣による再生手続きの主導ではなくあえて管理型(管財人による手続き主導)を選んだ理由については、現経営陣(=親会社の意向を汲む)であると「会社の利益」のためでなく、「株主の利益」になる行動をする可能性があるため, 管理型を行うことで公平に債権者のため・会社のため・従業員のためになると考えたからと思料されます。, 親会社との確執については、レナウンが親会社である山東如意科技集団有限公司の子会社である恒成国際発展有限公司に対して有する売掛金(5,324百万円)を、期限である2019年12月期に回収できず貸倒引当金計上(2020/2/25)した段階でアラームが鳴っていたように思われます。, 民事再生手続きにおいて、申立時にはスポンサーが概ね決定しており申立てと同時にスポンサー名を公表する方法があり一般的に「プレパッケージ型民事再生(プレパッケージ)」といいます。, プレパッケージ型は、通常型と比較してスポンサーが決まっている安心感から商圏毀損が通常より緩やかになるメリットがあります。, 今回、このプレパッケージを選択しなった理由は親会社の意向で条件が合わないもしくは探してすらいなかった可能性が考えられます。, 親会社(株主)としては、特に海外であるというのもありますが、事業を残したいというインセンティブがあまりない事が考えられ、あくまで経済的対価としての株価がどれだけになるか(どれだけ回収できるのか)という点がメインとなっています。, 株主価値は、企業価値から有利子負債等の債権者価値を控除した金額になるため、企業価値<債権者価値の場合は、株価はマイナスとなりますが、まさに現状のレナウンはそのような状態であったと思料されます。, ただ、株主としてはそうすると株価としてほぼ全額帰ってこない事になるため、私的整理や法的整理前提のスポンサーとの交渉は行っていない可能性が高く、その事によりプレパッケージ型が選択されなかったのだと推測されます。, 今回のレナウンの民事再生については「異例づくし」であり、上場会社故の経営と資本の分離があったからこそ起きた問題でありますが、会社・従業員のために様々な検討をした経営陣の苦労が見て取れたので、その気持ちが少しでも皆さんに伝わればと思って書いてみました。, 今後は、事業再生ADR(私的整理)のように、株主責任という問題はありますが、整理手続申請しても上場が維持できる仕組みを法的整理でも可能に出来れば、株主にとっても再生後の回収可能性が出てくるため経営側とベクトルを合わせた企業再生に向けた取り組みがしやすくなると思われます。, 次の投稿では、コロナショックを受けた今、今回のレナウンのように、法的整理等となる上場会社は出てくるのか?について書いていきます!, 事業再生・M&Aに強い財務コンサル会社の広報|誰も教えてくれない経営の裏技を無料で公開します|モットー;M&Aをより身近に。経営者がいち早く経営の違和感に気付き、早く対応できる知識を得る事で、少しでも助かる会社が増えますように。, https://toyokeizai.net/articles/amp/351531?page=2. 平素より、当社の民事再生手続 (東京 地方裁判所 令和2年(再)第7号)にご支援とご理解を賜り、御礼申し上げます。 さて、当社は、かねてより、当社の完全子会社である株式会社レナウンインクス(以下「イ ンクス」といいます。 レナウン倒産の理由はec(eコマース)失敗と親会社問題。民事再生をすることで、倒産後も会社経営ができます。民事再生になると、1か月後に上場廃止(整理銘柄)になります。 株式会社レナウン(Renown Incorporated)は、かつて東京都江東区に本社を置いていたアパレル企業である。, 経営不振から2010年に中国の繊維会社大手、山東如意グループ(山東省)の傘下に入り、連結子会社[4]となった。2020年5月15日にグループ会社が東京地方裁判所に民事再生法の適用を申し立て、民事再生手続きに入っていた。しかし同年10月30日に民事再生手続廃止決定を受け、同年11月27日に破産手続開始決定を受けた[2][3]。負債総額は民事再生手続開始時点で約138億円[5]。, レナウンの創業は、1902年(明治35年)。創業者の佐々木八十八が、大阪で衣料品の販売を手掛ける「佐々木商会」を設立したのがその始まりである。その後、メリヤスを中心とした繊維商品の製造も手掛けるようになり、1923年(大正12年)から、「レナウン」を商標に登録し用い始めた。, 社名の由来は、1922年1月、イギリス皇太子 (後のエドワード8世) のお召艦巡洋戦艦レナウンが訪日した際、水兵がかぶっている帽子の金色の RENOWN という文字のスマートさに見とれた佐々木が、これを商品名にしようと思いついたという[6][注釈 1]。また、グループ内の紳士服ブランド・ダーバンも、供奉艦として「レナウン」に同行していたイギリス軽巡洋艦「ダーバン(英語版)」から命名したものである。, 1960年代より、レナウンは若い女性向け衣料品メーカーとして人気を博した。NETテレビ(現:テレビ朝日)の『日曜洋画劇場』のスポンサーとしてCMを放送。特に小林亜星作曲によるCMソング「レナウン娘」と「イエイエ」で知られるようになった。, 弘田三枝子が歌う「ワンサカ娘」のプロモーションは、ポップなファッショナブルさと女性を全面的に押し出した内容で、日本で初めて日本国外のCM作品賞を受賞し「日本のCM製作レベルを国際級に押し上げた」と評されている。また、朱里エイコが歌う「イエイエ」のCMはレナウン初のカラーCMで、放映された1967年は「CM元年」と呼ばれ、「イエイエ以後」が広告界の合言葉になったという[8]。また、「イエイエ」はレコード化され、1968年8月までに1万5000枚を売り上げている[9]。なお、これ以前にもザ・ピーナッツが歌う「レナウンの唄」と言うCMソングがあったが、「ワンサカ娘」の発表と同時に同曲は使用されなくなった。, 1969年(昭和44年)より「アーノルドパーマー」ブランドを日本に投入し、当初はヤング・レディース、続いてファミリー向けに商品展開を行い、1980年代まで基幹ブランドとなって同社を支えた。また、「ダーバン」ブランドは1970年代にフランスの俳優アラン・ドロンをTVCMに起用。ドロンの声によるサウンドロゴ「D'urban c'est l'elegance de l'homme moderne.(ダーバン、現代を支える男のエレガンス)」は世間の評判を呼び、人気を博した。, 1980年代には、CMのサウンドロゴに電子音を用いるという、現在でも画期的な試みをしたこともある。また、1990年1月には、ロゴマークを一新。1990年代にはアパレルメーカーとしては世界最大の売上高[10]を誇るまでになった。, だが、バブル崩壊後、バブル期に行った物流施設に対する大規模投資の負担に加え、ファストファッションをはじめとするSPAの台頭や百貨店自体の低迷から、百貨店の平場売りを主体としていた販売手法は相対的にブランド力の低下を招いた。また、アーノルド・パーマーに続くブランド、特に若い女性向けのブランドが育たなかったことにより業績を大きく下げ、苦境に陥った。1990年(平成2年)には、英国の名門ブランド「Aquascutum(アクアスキュータム)」を買収したが、経営難を克服するまでには至らず、2000年(平成12年)には本社を原宿から渋谷へ、更に2003年(平成15年)には物流拠点があった千葉県習志野市へ移転を余儀なくされた。, その後レナウンは、バブル後の業績不振から回復したダーバンと連携するなどグループ内の再編、ブランドの見直しやてこ入れ、生産の国外移転や流通マネジメントの改善、テレビCMの打ち切り(ダーバンはのちに復活。レディースも「エンスウィート」が2011年3月に再開)などを迫られた。そして、2004年(平成16年)3月に株式会社ダーバンとともに株式会社レナウンダーバンホールディングスという持株会社を設立。2006年(平成18年)3月1日には、レナウンダーバンホールディングスを存続会社とし、元・上場会社で非上場会社のレナウン(旧)とダーバンを吸収合併。社名を株式会社レナウン(新)として、本社をダーバンの本社だった五反田に移転した。, しかし、統合しても経営難は続き、2008年(平成20年)10月15日には、「Aquascutum」を展開する子会社の売却(国内販売は継続)、「イクシーズ」など16の不採算ブランドの廃止、そして五反田の本社ビル売却を含んだリストラ策を発表した。, 2010年(平成22年)5月24日、レナウンは中華人民共和国山東省済寧市に本拠を置く繊維会社である山東如意科技集団(英語版)有限公司[広報 1]との間で、資本業務提携契約を締結[広報 2]。同年7月29日開催の臨時株主総会での承認された後、7月30日に山東如意科技集団に対して約40億円の第三者割当増資を実施し、同社が投資ファンドのネオラインホールディングスを抜いて筆頭株主(41.18%出資)となった[11]。取締役のうち3名は、山東如意科技集団の指名者だった。, その後、2013年(平成25年)4月には、山東如意の親会社である済寧如意投資(後の北京如意時尚投資)を引き受け先に第三者割当増資を実施し、約29億円の出資を受けることを発表した[4]。これは発表の翌月に実施され、これに伴ってレナウンは山東如意グループの連結子会社となった[4]。また、この年に本社を五反田の旧ダーバン本社ビルから有明へ移転している。, 更に2017年3月(平成29年)には、親会社の山東如意グループが香港のYGM貿易(YGMトレーディング)から「Aquascutum」を買収し[12]、「Aquascutum」の国内商標権もレナウンが取得した[13]。, しかし、激化した米中貿易戦争の影響により、山東如意のグループ企業からの売掛金の回収が滞ったため、2019年12月期決算で約53億円の貸倒引当金を計上[14]、直後に発生した新型コロナウイルスの世界的な流行により、業績が急速に悪化した。信用調査機関である東京商工リサーチは、2020年5月15日早朝に関西支社より「上場会社が法的整理に入る」の情報を得て、業績不振が続く電機メーカーやアパレルメーカーなどをリストアップし、東京商工リサーチ情報部員がレナウン公式オンラインショップにて買い物(サイトが閉鎖していないかの調査も兼ねていた)をするなど、どの上場会社が法的整理に入るのかをチェックしていた[15]。子会社であり、債権者でもあるレナウンエージェンシー[15]は同日、東京地方裁判所にレナウンの民事再生法の適用を申立て、即日受理された[16][17]。経営破綻後の調査で民事再生の「原因となる事実」は、手形決済資金8700万円の不足だったことが分かっている[18]。, 通常の民事再生手続では監督委員が選任され、法人代表者も残ることが可能であるが、レナウンの民事再生手続では監督委員や法人代表者よりも権限が強い管財人が選任された[15]。このため、民事再生手続開始の開示が当日の20時30分頃という異例の展開となった[15]。, 経営破綻後は管財人の下で、スポンサー選定、希望退職者の募集、不採算店舗の閉鎖を行いながら再建を目指していたが[19][20][21][22]、ワールドやかつての関連会社であったルックホールディングスへ譲渡を申し入れたが、2社から譲受を断られた[23]。さらに販売管理費がネックとなり、一括で事業を譲受するスポンサーは皆無だった[24]。子会社の内、レナウンエージェンシー、レナウンインクス、REDUインターフェイス、2007年以降休眠状態となっているローゼ以外の5社(アズール、ダーバン宮崎ソーイング、レナウンハートフルサポート、レナウンアパレル科学研究所、ブレードブレー)の事業は6月までに停止した他[25]、海外事業展開(香港・イタリア)や内部監査、広報などの部署を廃止した[24]。そのため、ブランドや事業、子会社を複数のスポンサー候補へ分割譲渡する方向へ舵を切った[26][27]。「アーノルド・パーマー」のライセンス権は解除された[28][29]。, その結果、レナウンの管財人は、2020年8月20日に、靴下や下着を製造販売する子会社レナウンインクスを2020年10月1日にレッグウエア大手のアツギへ売却[30]することを発表。翌2020年8月21日には、主要ブランドを同業の老舗、小泉グループ(大阪市)に売却すると発表[31]、小泉グループの小泉アパレルが「SIMPLE LIFE」と「element of SIMPLE LIFE」を、同じくグループ会社のオッジ・インターナショナルが「Aquascutum」、「D'URBAN」、「STUDIO by D'URBAN」のブランド並びにオンラインストア事業を取得し、2020年9月30日に事業を譲受することになった[32][24]。「アーノルド・パーマー」は、2020年10月に水甚(岐阜県岐阜市)が新たにライセンス契約を締結し、2021年から再展開を行う予定となっている[28][29]。、譲渡対象外となったブランドの店舗は、同年10月30日までに閉店した[33]。子会社であるREDUインターフェイスが手掛けていたファミリーセール事業を、2020年11月16日にシーアイ・ショッピング・サービスへ譲渡する契約を締結し、ファミリーセール事業は2021年1月からシーアイ・ショッピング・サービスによって再開する予定となっている他[2][広報 3]、レナウンエージェンシーが手掛けていた従業員向けの保険契約も銀泉へ譲渡された[2]。, 2020年9月15日に第1回債権者集会が行われ、植本勇小泉会長も出席した。債権者集会では、山東如意科技集団の子会社である恒成国際発展に対する未回収金問題(単体で53億円)や事業譲渡に関する質疑応答があったという。植本小泉会長は、譲渡額が「Aquascutum」「D'URBAN」「STUDIO by D'URBAN」が10億円、「SIMPLE LIFE」「element of SIMPLE LIFE」が1億円であると明らかにした。小泉グループが譲受する店舗も「D'URBAN」が70店舗、「Aquascutum」が60店舗、「element of SIMPLE LIFE」が160~180店舗となる予定である。なお、「SIMPLE LIFE」はインターネット通販専門ブランドとなる。恒成国際発展に対する未回収金問題に関しては、回収に向け現地の弁護士に成功報酬の形で依頼する予定である。また、前社長である北畑稔、神保佳幸、毛利憲司の3人に対する経営責任(賠償責任)に関しても問う方向であるという[34]。, 2020年10月30日に東京地方裁判所から民事再生手続廃止決定を受け[33]、同年11月27日に破産手続開始決定を受けた[2][3]。管財人は、破産手続への移行は従前からの清算の方針の一環とコメントしている[35]。2020年10月31日をもってコーポレートサイトが閉鎖され、同年11月1日以降の破産手続に関する情報は、管財人が開設したホームページによる提供となる。これにより1902年の創業以来118年の歴史に幕を閉じることになった。, 1980年代後半から1990年代前半にかけて、マツダのスポンサーとしてル・マン24時間レースに、レナウンのスポーツウェアブランドの一つであるチャージを車名につけ、レナウンチャージマツダとして参戦していた。非常に印象的なオレンジと緑のアーガイルチェック柄の塗装は、サーキットでマツダの戦いぶりを観戦した当時のレナウン社長の「これでは勝てる見込みがない。ならば、とにかく目立て!」との指示から生まれたものである。, 1991年にマツダ・787Bで日本車初の総合優勝を果たした後はオリジナルのチャージカラーは封印され、ル・マン勝利以降のチャージ・マツダのカラーリングは、オリジナルのカラーリングからオレンジと緑の配置を逆にした塗装パターンに変えられた。その後、レナウンはマツダをスポンサードしておらずチャージブランドもレディースのみの展開となっているが、チャージカラーは2016年のユナイテッド・スポーツカー選手権参戦車両でも用いられるなどマツダにおけるイメージカラーとしてその後も使われている。, レナウン山東如意の連結子会社に・ライセンス事業に軸・知名度低く中国で苦戦 『日本経済新聞』 平成25年4月13日企業総合面, 岩崎剛幸「図解入門業界研究最新アパレル業界の動向とカラクリがよーくわかる本」154頁 秀和システム、2012年, https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4745.html, “China's Shandong Ruyi expands fashion empire with Bally”, https://www.reuters.com/article/bally-ma-shandongruyi/chinas-shandong-ruyi-expands-fashion-empire-with-bally-idUSL8N1PZ61T, https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25100000W7A221C1000000/, “データを読む 中国親会社が社長と会長の再任に反対、揺れる名門レナウンの新社長が会見”, https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200327_03.html, https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200515_04.html, https://r.nikkei.com/article/DGXMZO59166740V10C20A5I00000, https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200520_04.html, https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59671160Y0A520C2EAF000/, https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200528_01.html, “データを読む スポンサー選定急ぐレナウン 560店舗を閉店、連結子会社5社が事業閉鎖”, https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200805_03.html, https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62167940R30C20A7910M00/, https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200729_10.html, https://www.wwdjapan.com/articles/1111404.html, “データを読む 小泉グループがレナウン「ダーバン」などを買収へ:東京商工リサーチ”, https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200821_05.html, “経営再建中のレナウン、オンラインストア事業を小泉グループの事業会社に譲渡:FASHIONSNAP.COM”, https://www.fashionsnap.com/article/2020-09-18/renown-onlinestore-sale/, https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20201102_01.html, http://www.sen-i-news.co.jp/seninews/viewArticle.do?data.articleId=358972&data.newskey=3951c61cbc7c1c89e48697a590b94e3e&data.offset=20, https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4738.html, https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20200605_01.html, http://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20200805_01.html, https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4724.html, https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20200929_01.html, https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL20HTZ_Q0A820C2000000/, 資本業務提携、第三者割当による新株式発行及び基準日設定並びに主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ, https://www.jpx.co.jp/news/1021/20200515-13.html, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=レナウン_(企業)&oldid=82341539, トータルファミリーブランド。Arnold Palmer timelessにリニューアル後、2020年に廃止。同年に, トータルファミリーブランド。上記Arnold Palmerからリニューアル。2020年廃止。, ウィメンズは2009年に廃止。メンズは2011年にヘンリーコットンズジャパンに移管。現在は水甚が展開している。. 5月15日に民事再生法を申請して倒産したアパレル大手「レナウン」(本社:東京都江東区)の経営再建に暗雲が漂っている。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなか、新たなスポンサー選びが難航。7月下旬… レナウンの懐かしい思い出やコロナ禍でのアパレル業界については既に多くのコメントが寄せられているので取り敢えずスルーするとして、不可思議なのは債権者である子会社よってレナウンの民事再生が申し立てられたという事です。 民事再生法の3つのパターン スポンサーの選定が長引いている(株)レナウン(tsr企業コード:295833440、江東区、民事再生手続き中)が、ブランドや事業ごとの譲渡を複数のスポンサー候補と協議していることがわかった。関係者によると、8月中旬までの合意を目指しているという。

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